整備士はどうやって転職すれば良い?「転職支援」「求人サイト」「ハロワーク」?
整備士に限らず、誰しもが一度は考える「転職」。
しかし、いざ転職活動を始めるとなると「どうやって転職すれば良いか分からない」という整備士も少なくありません。
実際に、「転職する方法を教えてください」といったお問い合わせを多く頂いています。
転職活動の進め方にはいくつか方法がありますが、まずは「Webで求人を見る」という方が多いのではないでしょうか?
その他にも転職支援に申し込む、ハローワークに行く、知り合いに紹介してもらうといった方法もあります。
整備士の転職方法として代表的な「転職支援サービス」「求人サイト」「ハローワーク」ですが、どれを利用して転職するのがベストなのでしょうか?
今回は、「整備士の最適な転職方法」について自動車業界の転職サポートの専門家がお答えします。紹介します。
年間500名以上の自動車整備士の転職をサポートしているスペシャリスト。 自動車業界に精通した人材紹介・派遣会社でノウハウと経験を積み、カンパネルのコーディネーターに。 「自動車整備士とその家族に寄り添うサポート」をモットーに、転職の難しさを一番知っているからこそ最高の転職を実現できるようサポートを行っている。 好きな音楽はマキシマムザホルモン。
目次
ベストな転職方法は人それぞれ
「転職支援サービス」「求人サイト」「ハローワーク」の3つの転職方法ですが、いずれもメリットとデメリットが存在するため、整備士一人ひとりの状況によってベストな転職方法は異なります。
1つひとつ、メリット・デメリットといった特徴を紹介するので、自分の状況や希望に合わせた方法を選びましょう。
「転職支援サービス」
転職支援サービスは、整備士に求人を紹介したり、履歴書の作成・面接のアドバイスといった転職活動で発生する「めんどくさい」や「分からない」を無料で解決してくれるサービスのことを指します。
転職支援サービスも正社員での紹介と派遣での紹介の2種類あるため、利用する際は注意しましょう。
転職支援サービスのメリット
転職支援サービスを利用するメリットは、求人検索や履歴書の作成、面接の準備といった転職活動で発生する整備士の手間をプロがサポートしてくれる点です。
転職支援サービスを利用すれば、在職中の転職活動も負担になりませんし、一人で転職活動を進めるよりも転職先が決まりやすいというメリットもあります。
また、さまざまな企業とつながりを持っているので、求人サイトには掲載されていない「非公開求人」と呼ばれる好待遇の求人を紹介してくれるのもポイントです。
さらに、給与や休日といった待遇に関する交渉をあなたに変わって行ってくれます。
転職支援サービスのデメリット
転職支援サービスを提供している会社が保有している求人内でしか転職ができないことが、デメリットです。
保有している求人の条件に合わなければ、転職先を紹介してもらえないというケースもあります。
ただし、紹介されたら絶対に転職しなければならないというわけではないので、ひとまず紹介だけしてもらい、納得できる求人であれば転職を進める。そうでなければ、別の会社を利用すればOKです。
はじめから、求人数が多い転職支援サービスを利用すれば失敗する確率は下げられるでしょう。
「求人サイト」
求人サイトは、さまざまな企業の求人を掲載しているWebサイトの事を指します。
広義でいえば、indeedやリクナビなどがよく知られていますが、自動車業界専門の求人サイトでいえばクラッチ求人が有名です。
基本的に無料で、求人閲覧から企業への応募までを一括で行うことができます。
「求人サイト」のメリット
求人サイトのメリットはたくさんの求人の内容を見れることです。
地域の給与の相場や企業の特徴なども読み取ることができます。
さらに、複数の求人を比較検討した上で応募に進めるため、より待遇の良い企業へアプローチをかけることができます。
「求人サイト」のデメリット
求人サイトのデメリットは、求人検索から履歴書の作成、面接対策といった転職のあれこれを自分一人で行わなければならない点です。
特に履歴書や面接のアドバイスが受けられないので、転職支援サービスに比べると転職先が決まるまでの期間は長くなる傾向にあります。
「ハローワーク」
ハローワークは無料で求人を紹介してもらえる場所で、正式名称は公共職業安定所と言います。厚生労働省が全国各地に設置している行政機関で、職安とも呼ばれることもあります。
安定した雇用機会を国民に与えることを目的としており、ハローワークに集まる求人情報の提供や求人の紹介、雇用保険の手続きなどを行っています。
「ハローワーク」のメリット
ハローワークのメリットは地元の求人が多く掲載されているため、そのエリア内で転職を考えている方におすすめです。
「ハローワーク」のデメリット
ハローワークのデメリットは、整備士の求人が少ないことです。職種業種を絞らなければ多くの求人が掲載されていますが、整備士の求人は多くはありません。
また、ハローワークは混み合うので待ち時間が長いといった点もデメリットと言えそうです。
さらに、転職支援会社とは違い、基本的に自分が動かなければならないので手間がかかります。
プロのサポートを受けたい方は「転職支援サービス」
求人検索や履歴書の作成、面接対策を自分一人では行えないという方は転職支援サービスがおすすめです。
転職活動の「めんどくさい」をサポートしてくれるので、仕事が忙しく転職活動をする暇がないという整備士の方でも負担なく転職することができます。
無料で利用できるサービスなので利用しない手はありません。
自分で求人を検索して転職したい方は「求人サイト」
自分で求人を検索しながら、条件を比較して応募企業を選びたいという方は求人サイトを利用した転職活動がおすすめです。
時間はかかる傾向がありますが、自分のペースで進められるのが、求人サイトを使った転職活動のポイントです。
整備士以外の業種・職種を検討している方は「ハローワーク」
大型ドライバーや製造業といった、整備士以外の業種・職種への転職を考えている方は求人数が多いハローワークを使った転職がおすすめです。
自分に合った転職活動を見つけてください
転職が成功するかどうかは、自分にあった方法で転職活動を進められるかどうかで決まると言っても過言ではありません。
どの転職活動方法が正解なのか答えはありません。
ただ1つ確かなのは、カンパネルは「あなたにあった最適な転職方法をお教えすることができる」ということです。
カンパネルであなたの転職にお役に立てないのであれば、おすすめの他社転職支援会社やおすすめの求人サイトなどを紹介することもあります。
まずは一度、カンパネルにご相談ください。
あなたの転職が成功するよう、お力になります。